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「プロットが書けない」を解決する3つのフレームワーク

書き始めてすぐに筆が止まる。それは才能がないからではなく、「設計図」がないからでした。

家を建てるのに図面が必要なように、物語にも骨組みが必要です。初心者がまず知っておくべき3つの型を紹介します。

1. 起承転結(きしょうてんけつ)

誰もが知る基本ですが、実は一番難しい。「転」でどうひっくり返すか。ここが決まれば、プロットは8割完成したも同然です。

Memo:
今回の短編小説、ようやく「転」のアイデアが降ってきました。主人公の"嘘"がバレる瞬間を描きます。

2. 序破急(じょはきゅう)

能楽由来のリズム。「序」で静かに始まり、「破」で劇的に展開し、「急」で一気に結末へ雪崩れ込む。スピード感を意識したい短編に向いています。

3. 三幕構成(さんまくこうせい)

ハリウッド映画の基本。設定(第1幕)、対立(第2幕)、解決(第3幕)。主人公が何らかの「欠落」を抱え、旅を通じてそれを回復する物語です。

まとめ

型を知ることは、型に嵌まることではありません。型を土台にして、どう自分らしく崩すか。そこからオリジナリティが生まれるのだと思います。