遅すぎることはない。データと実験で、自分を再構築する物語。
人生の折り返し地点である50歳。
多くの人が年齢を理由に「守り」に入ったり「挑戦」を諦める年齢です。
確かに、体はあちこちガタがきて、体力ばかりか気力も下がり、自由な時間もなかったりします。
しかし、私はあえてここから「攻め」に転じ「挑戦」を開始します。
Re:Birth 55は、単なる日記ではありません。
これは、スキル習得、健康改善、資産形成など、人生のあらゆる要素を「実験」と捉え、そのプロセスと結果をデータとして公開するドキュメンタリープロジェクトです。
私はこれまでの人生、精一杯やってきたつもりでした。
しかし、結局何も習得できず何も手にできませんでした。
自分はこういうものだ、と諦めるのは簡単です。
生まれが悪かった、遺伝子が悪かった、環境が悪かった、選択を失敗した。
言い訳はいくらでも湧いてきます。
なぜならそれらは確かにそうだった側面もあるからです。
しかし、それらについて言い訳をしたところで、何も得るものはないどころか、
自分で自分の人生をさらに悪くするばかりです。
私は挑戦し失敗するたびに傷つき砕かれ逃げグセがつきました。
これは人生の手垢のようなもので、なかなか落とすことができません。
むしろその手垢一つ一つが、私の生きた証でもあります。
まず、やめることは何か。
言い訳をやめる。
不平不満をやめる。
では、開始することは何か。
挑戦。
続けることは何か。
挑戦。
今世界には80億人以上の人間がいて、我々はそのほとんどの人を知りません。
知らないまま生きて、知らないまま死んでいきます。
私一人が何をどうしようと、79億9999万990人くらいには、何も関係がないのです。
私はずっと覚えて生きてきました。
自分を曝け出してきづつくことに怯え、
愛するものを失うことに怯え,
見知らぬ人たちからの誹謗中傷にさえ怯えてきました。
その結果、
自分の可能性を試す機会を失い、
愛する人をつくる事もできず、
やりたいことのひとつもしてこなかったのです。
なんと愚かな歩みだったかと今にして思います。
50歳を過ぎると、目もかすみ、関節は意味不明に痛んで動かなくなります。
公私共に成功とは程遠い人生を歩んだ結果、
金はなく健康もなく人脈もない人生になりました。
笑いたい人は笑えばいい。
これが事実、私の人生です。
体が動かなくなっていて、心身の衰えを実感し始めた結果、
私は死を意識するようになりました。
そこでようやく気づきました。
私は何にも命をかけてこなかったのだ、と。
ただ安全に、ただ出来そうなことだけを、ただ一所懸命にやっていたのです。
歌手やスポーツ選手に対して、ずっと不公平感を感じていました。
ただ才能があっただけで、チヤホヤされいい気になり自分の思い通りの富と名声を得て、
愛され崇拝されているのだ、と。
漫画家、小説家、俳優などもそうです。
そういう人々に対し, 挑戦しない人間が汚れた部屋の片隅から妬み嫉みを飛ばしていたのです。
なんとむなしい人生でしょうか。
私には、2つの選択肢がありました。
これまで通りの人生を歩むか、
それとも、
そうでない人生を歩むか、
です。
正直、もういつ死んでもおかしくない年齢です。
実際、友人知人でもすでに亡くなってしまった方は何人もいますし、
ニュースなどでも50歳に達せず亡くなる方も多くいます。
命があると感謝を、私は忘れていたのです。
自分の境遇に比べ、あの人はどうだこうだと言うことに、
一ミリの値打ちもありません。
頭の片隅ではわかっていたその事が、心ではわかっていませんでした。
私はいろいろあって、職を失いました。
元々結婚もせず、子供もつくらず、一人で生きていたので、
自己の存在価値、アイデンティティのほとんどすべては仕事にあります。
それすらなくなった今、私にはもはや何もないのです。
命以外は。
そう。
私はまだ生きています。
この後、生きていけるのかはわかりません。
しかし、あれだけ希死念慮が強かった私なのに、
不思議と今、生きようとする力が湧いています。
残念ながら希死念慮自体はなくなっておらず、時折顔を出します。
それも内包し、自分と認めて生きていくしかないと言うことを
そろそろ認められそうな気配もあります。
ともあれ私は生きている。
そして、この後半生というものがあるのだとしたら、
ただ生きる人生ではなく、「挑戦」する人生を生きるのだと決めたのです。
そして私は、自分の生きた証を残すために、
成功も失敗も、すべてをコンテンツに変えていくことにしました。
それらが収益化させようという思いもあります。
1番の目的は、挑戦の結果自分がなりたい自分になる事。
期限は55歳の誕生日。
今(2025.12.23)に51歳ですからあと4年もありません。
私の挑戦のリアルな記録が、同世代の誰かの背中を押すきっかけになれば幸いです。
挑戦の結果、完了したプロジェクトがここに移動します。